日本では結核・百日咳・麻疹(はしか)・細菌性髄膜炎には、いつでもかかる可能性があります。一方、日本国内でポリオの自然感染は30年以上ありません。つまり日本ではポリオにかかる可能性がほとんどない状態が続いています。そこでBCG(結核)とジフテリア(D)、
百日咳(P)、破傷風(T)の三種混合ワクチン(DPT)を優先的に行い、ポリオを後回しにするのが一般的です。
また、日本は赤ちゃんの重症感染症である、髄膜炎や菌血症に対する備えが海外より遅れています。ヒブ(Hib)という細菌による髄膜炎や、肺炎球菌による髄膜炎は、海外では「ワクチンで予防できる病気」として、積極的にワクチンによる予防が行われています。日本では
平成20年12月19日からHibによる細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンが接種できるようになり、肺炎球菌による細菌性髄膜炎や菌血症を予防する小児用7価肺炎球菌ワクチンは
アメリカより10年遅れて、平成22年2月24日から接種できるようになりました。
もしかかったら大変な病気です。外国の赤ちゃんは受けているので、是非日本の赤ちゃんにもお勧めしたいワクチンです。 |